こどものおいしゃさん日記 うしろすがたのしぐれてゆくか

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カテゴリ:日記( 383 )

バレンボイム氏の「告別」と挨拶

今年のウイーンフィルのニューイヤーコンサートはバレンボイムが指揮していた。アンコールでハイドンの交響曲「告別」の第4楽章、演奏者が次々に消えていくという趣向を映像で初めて観た。第二バイオリンの主席以外オーケストラに全員立ち去られしまうわけだが、指揮者バレンボイムのコミカルにおろおろしてみせる芸風が上品で微笑ましかった。

その後の指揮者の挨拶で、バレンボイムは「中東に正義が実現されますように」と言った。人間の正義、だったかな。普遍的な正義、だったかな。正義に何か修飾語が付いていたと思うが忘れた。正義の具体的な内容はむろん述べられなかった。でも、たぶんにそれは、ハマス殲滅とか、パレスチナ民族浄化とか、ガザ焦土化とかいった野蛮な内容ではないはずだと思った。聴衆が、冷めず引かず、さりとて狂信的熱狂的でもなくの、プレーンに盛大な拍手で彼の挨拶に答えたのが印象的だった。あの場で彼があの挨拶をするのが、聴衆にとっても自然なことだったのだろうと思った。

今日NICUで仕事をしながら、ふと、この二つの演出は一連のものだったのかなと初めて思った。聞く人によってはちくりと胸に刺さるだろうことを言う前に、ボケ役を自ら演じて見せたのかなと。シャイな人なのだろうか。多分に、そういう挨拶をしたとて、バレンボイム万歳みたいな個人崇拝がわき起こるのは潔しとしない人なんじゃないかと思った。これを機会にもう一度中東の行く末を考えてみようよと言う機運が起こるのは歓迎だろうけれど、これを機会にバレンボイムの演奏を聴いてみようと思った人に推薦するCD10枚なんてお話は勘弁してくださいというような人なんじゃないかなと。まあ勝手な理想化かも知れないが。

その後にエルサレム賞のごたごたが続いた。「社会における個人の自由」を描いた作家に送られる賞なら何故にさいとうたかを氏じゃないんだと思った。彼はちと彼国の防諜機関を敵役にしすぎたのかもしれない。
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by yamakaw | 2009-04-21 23:44 | 日記

何か撃つ準備をしている件について

昼のニュースで、北朝鮮がミサイルだか人工衛星だかを撃とうとしているというニュースが繰り返し報じられ、そのあいだに挟まるようにさらりと、ソマリア沖で海自の護衛艦が不審船を追っ払ったというニュースが流された。それで、こんな会話が頭に浮かんだ。

「やあ将軍。元気かい。左手の具合はどうだい」
「ああタローか。君の口元くらいには曲がるようになったよ。ところで今度は何の用だい。さては君も辞めることにしたのかい。君らはいいよな疲れたら辞められるんだから。俺なんか脱出ルートと亡命先を確保しないとおちおち辞めるなんて言えないんだぜ」
「まあそう言うなよ。分ってるだろ。うちの船が4月あたまに例の場所に着くんだよ」
「するってえと俺は、君んところがまたぞろ侵略やってるって言えばいいのかな」
「おいおい怖いことをいってくれるなよ。君んところと違ってこっちは野党ってもんがあるんだよ。せっかく追い込んだイチローが最終回にヒットだなんてWBCの二の舞じゃないか」
「分った分った。4月あたまになにか騒げばいいんだな。悪役は辛いぜ」
「いつも悪いな。どかーんと一発たのむよ」
「どかーんと、か。そうだな。ここらでロケット一発ってのも悪くないな」
「ああ。悪くない。恩に着るよ」
「うちの最新型をまっすぐ東に飛ばすとすると、君んとこの、そうだな、秋田と岩手ってのか、そのあたりの頭を越せるけど」
「そりゃあいい。イチローにビーンボールだ。第7艦隊しか要らないとか言ってやがったからな。あはは。のけぞる顔みてバラクと笑うことにするよ」
「バラクにはよろしく言っといてくれよな。くれぐれも」
「ああ。分ってるよ」

 あくまで妄想ではあるのだが。でも、もしも護衛艦が撃ったとしたら、その衝撃を打ち消せるだけのニュースって、彼もまた撃ったというニュースくらいしかないんじゃないかと。逆に、もしも彼らが今日撃つぞって言ってくれなかったとしたら、たぶん昼のトップニュースは護衛艦の初仕事で、それに対して最近また影が薄くなり始めたイチロー氏とかミズホ氏とかがあれこれコメントするのを報じざるを得なかったんじゃないかと。いろいろ。実は日本の現政府与党にとって今回のテポドンは願ったり適ったりじゃないのかな。

 それとも、そんなふうに思わせるようなタイミングで彼らは打ち上げを準備してきたのか?だとしたらたいした策略だ。善悪はともかく巧みだ。
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by yamakaw | 2009-04-04 14:33 | 日記

コンタドールがパリ~ニースでぼろ負けした件について

パリ・ニースでのコンタドールの負け方は痛烈だった。山頂ゴールの第6ステージでぶっちぎりで勝利しておきながら第7ステージでぼろぼろに負けた。ハンガーノックだったらしい。集団に追い抜かれるコンタドールなんてはじめてみた。ってそれほどサイクルロードレースをたくさん観てきた訳じゃないがね。とくに今回は第6ステージだけ有料オプションのチャンネルで放映するだなんてJスポーツもあこぎだ。日本のファンの呪いもあったんじゃないか。

ハンガーノックは苦しいよ。私もときどきNICUでハンガーノックを起こすからよく分る。とにかくポケットにはソイジョイだ。

しかしアスタナは彼にまともなアシストをつけてやろうって気がなかったんだろうか。ちょっと天狗になってるんで懲らしめてやろうってところだろうか。

「やあランス。久しぶりだな」
「どうしたヨハン。声に元気がないぞ。また小遣いに困ってるのか。下手なポーカーはやめろとあれだけ言ったじゃないか」
「いや真面目に聞いてくれ。若い者の鍛え方で悩んでるんだ。筋は良いんだけどな。監督の指示を無視して突っ走るし、果てはプロトンでけんかをしたりベテランの名前をわざと呼び違えたり。」
「なんだか俺にこたえてるようだが。アルベルトか」
「ああ。扱いかねててな。おかげでクレーデンはふてくされるしライプハイマーはすっかり胃弱だ。我慢してやってるのはポポビッチくらいだ」
「ようするに誰かががつんとやらなければならんわけだな。」

まさかそういう理由でランス・アームストロングが復帰したわけでもあるまいが。
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by yamakaw | 2009-04-03 00:21 | 日記

マナだかカナだかが

マナのほうかカナのほうか分らなかったけれど、当直明けの午前勤務を終えて昼休みに当直室のテレビをつけたら、白衣の若い男と病院らしき背景で寄り添ってなにやら語っていた。症例検討会をやっているようには見えなかったし、たぶん私的なことを語り合うシーンだったのだろう。

これが悪評高いNHKのドラマかと思った。むろん当直明けで神経が立っているときだったし、同業者がマナだかカナだかと仲むつまじく語っているシーンなんていろんな意味で腹が立つばかりだから消してしまった。

しかしあの番組枠はどうしたって、構造的に、面白くないドラマを放送しなければならない宿命にはなっているんだろうと思う。朝と昼に15分ずつ緊急放送用の時間枠を確保しておこうという、公共放送ならではの苦労は理解しようと思う。撮りためておいて細切れに放送しておけば、一度や二度放映し損ねても編集でつじつまは合う。そこそこ時間埋めになって、しかも潰してもそれほど苦情は出なくて、といったそこそこ路線を狙うべき番組ではあるのだろう。

そうはいっても、だ。ちょっと悪評たちすぎじゃないか?マナカナはもともとNHKが発掘した素材ではあるしどう潰そうと勝手だと言われればそれまでだが。
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by yamakaw | 2009-04-01 22:12 | 日記

誰が読むんだ

締め切りのある原稿書きを大小ひとつづつやった。大きいのは業界筋の雑誌にひとつ。小さいのは病院の広報誌にNICUの紹介記事。

広報誌って、どこの病院でも会計カウンター前の待合室でラックに入ってるあれだが。妙に手応えのある紙で全ページが無意味に4色刷の、敗戦直前の新聞みたいな見開き4頁のやつ。20枚ばかり入っているうちのいちばんおもての2~3枚が手垢ですれてカドが折れている。

誰が読むんだこんなもんと思っていた。まさか自分がかかわることになるとは思ってもみなかった。でもまあこれも部長手当のうちかとも思った。それに院内広報誌でさえNICUは全く相手にされないってことになったら悲しいしね。

800字から1200字くらいでNICUについて書いてくれと言われた。そんなブログの記事一つ分くらい明日にも書けるわと思ってお気楽に引き受けたのだが、いざ書き出してみるとずいぶん困難だった。ようは、くりかえすが、誰が読むんだこんなもんということだ。読者が全く見えない。読者が見えないからどれくらい謙遜すればいいのかわからない。全く謙遜しなければ自画自賛で底が浅い文章にしかならない。しかしまったく知らない相手にあんまり謙遜しすぎると、しょせんこんなちっぽけな病院のNICUなんだから本当にたいしたことないんだろうと思われそうだ。たいしたことないってのは本当かもしれないが、なにもそう情けない事実をわざわざ広報しなくってもよかろう。

功徳というのは陰で積むものだよなと思う。少なくとも京都で仕事をするならばだ。広報誌とかウェブサイトとかで語りすぎるのって、今ではもう時代に遅れているような気がする。それはホリエモンとか奥菜恵の前の旦那さんとかが全盛期だった時代の風習であるように思う。今は演出してでも地道さとか着実さとかを身にまとう時代だ。京都の商家はみんなそうしてきたんじゃなかったか。
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by yamakaw | 2009-03-30 19:04 | 日記

ESCAPE R3 (2009)につけたもの・つけられなかったもの

いろいろといじりながら300kmちょっと走った。北は江文峠、西は化野、南は御幸橋。東はあんまり行ってないけどいずれは琵琶湖までは行くつもり。初期投資にいろいろ買ったが、合うもの合わないものがあったのでメモ代わりに。

トピーク ウェッジバッグ M BAG144

TOPEAK(トピーク)



サドルバッグがほしくて、まず、いかにも定番然とした手堅いデザインのこのトピーク社のを買ってみたが、サドルの長さが足りないのか、めいっぱい後ろへ下げても寸法が合わなかった。今は自転車関連の小物入れにしてある。



Specialized(スペシャライズド) サドルバッグ Dirtbag ブラック / 4117-1210

Specialized



そこでこのダートバッグを買って取り付けた。ベルトで固定する式で、問題なく装着できた。横幅もサドルからはみ出ることがほとんどなくて、走行には影響ないと思う。私レベルでは、という留保つきでだが。内部は2段になっていて、上段に非常用の工具を納めるようにできている。予備のタイヤチューブを一本と、下記のサバイバルギアボックスを入れてある。サバイバルギアボックスがちょうど固定できるようなベルトが上段の天井についている。下段は何を入れても良いんだろう。私は財布とか、(大好きな)ソイジョイとか入れている。日常品を出し入れするときに非常用の工具を触らなくてよいので便利。



topeak(トピーク) サバイバルギアボックス(17TOOLS) TOL132

TOPEAK(トピーク)

スコア:



上記のようにサドルバッグにいれてはある。幸いなことに予備チューブともどもまだ使う機会がない。小さな工具がニートに納められていて、見ていて小気味よくはある。新生児搬送用の器具もこんなふうでありたいと思う。




ブッシュ&ミューラー(BUSCH+MULLER) CYCLESTAR サイクルスター 901/3 サイクルミラー

ブッシュ&ミューラー


ゼファール社の、バーエンドにはめ込む式のバックミラーを買ってきてはみたが、いざグリップを外してみるとESCAPE R3のハンドルは妙に肉厚で、はめ込みは不可能だった。おおまかに物差しで測ってみたが内径は17mm未満のようで、バーエンドにはめ込む式の製品はどれも取り付け不可能とみえた。そこでこのブッシュ・ミューラー社のサイクルミラーを買って、付属のベルトで固定した。角度の微調整はこれから。今日取り付けたが雨が降り出したので走行試験はしていない。でもハンドルから下向きに突き出るように取り付けたら後方が自分の脇腹越しに意外に広く見えるようだ。期待大。

車道を走るときにはバックミラーはやっぱり要るんじゃないかと思う。振り返って直接目視で確認するのがよいのだという意見も散見されるが、それは普通免許をもたない人の意見だ。ついこの間まで路上教習をうけて習ったやり方では、まずルームミラーとサイドミラーで後方を確認し、最終確認として直接に目視確認するのが正しいやりかたのはず。

ちなみにESCAPE R3のグリップは2.5mmのアーレンキーで簡単に外せます。油や石けん水でゴムと格闘する必要はなかったです。
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by yamakaw | 2009-02-11 20:58 | 日記

自転車ロードレースを観る

土曜午後からの当直が明けてみると雨だった。自転車でちょっと遠出でもと思っていたのに。明けは寝ておれとの天の声なのだろうか。

ESCAPE R3が届くまでの3ヶ月間、自転車自転車と念じながら暮らしてきた。自転車ロードレース観戦という新しい趣味を得たのは予想外の収穫だった。再放送を録画してではあるがジロ・デ・イタリアを通しで観戦した。続いてツール・ド・スイスも観た。イタリアもスイスも各々に風光明媚でよい土地だ。とくにジロはイタリアを北上するにつれて景色が移り変わり、3週間もあるのに飽きさせなかった。スイスは前半で天気が悪く陰鬱だったが、後半でよく晴れたステージでの光景は格別だった。ただし星野道夫氏が喝破したごとく、その自然はすみずみまで人の手がはいった人工の自然であった。まあ、アラスカみたいな全くのウィルダネスで自転車競技をやろうと思ったらロードバイクではなくてマウンテンでないと走れないだろう。もっとも、そんな自然破壊行為はしてはいけないとは思う。

ブエルタ・ア・エスパーニャも見始めたが、Jスポーツがブエルタの再放送を第6ステージで終わってしまったので、最後までは見れなかった。スペインを南のほうから北上していくコースなので、最初のうちはアンダルシアの荒涼とした風景ばかりだ。駱駝や駝鳥が走ってても何ら違和感のないような土地に一本だけ舗装道路が通っている。ヨーロッパとアフリカの境目ってのはジブラルタル海峡じゃなくてピレネー山脈なんじゃなかろうか。あんまり好きな風景ではなかった。北の方へいけば多少は違うのかな。
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by yamakaw | 2008-12-21 13:51 | 日記

アクトヒブ発売のニュース

NHKの朝のニュースでアクトヒブ本日発売と報じられていた。今夏発売のはずだったがずいぶん待たされた感がある。しばらくは発売後調査とか何とかで全例の報告をあげねばならず手間ではあるが、しかしやりがいのある仕事だと思うからがんばって接種するつもり。望むらくは定期接種化を。医者の目からすると費用対効果としてはリーズナブルあるいはお得でさえあるお値段だと思うのですが、必ずしも親御さんが全額負担しなければならないという必然性はない。社会全体で負担するべきだと思う。

ニュースにはこのワクチンの導入推進の運動をなさっている親御さんが登場した。お気の毒にHib感染でお子さんを亡くされたのかなと思ったら、すっかり治って健やかに育っておられるお子さんも登場した。我が子が治ってしまったら喉元過ぎれば熱さは忘れるとばかりに日常生活に戻られるのが当たり前だと思っていたので、こういう偉い親御さんもあるのかと感動した。純粋な尊敬に値する親御さんであると思った。

昔はこういうワクチンのお話がテレビに出るときには、テレビ局でも両論併記の体裁をとる必要があったのか、必ずワクチン反対派の人らを登場させてなにか言わせてたものだが、最近はあんまり見なくなった。麻疹の流行が社会問題になった頃からだったっけか。もうちょっと前からだったか。
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by yamakaw | 2008-12-19 21:57 | 日記

自転車が届いた

8日にようやく自転車が届いたと知らせがあった。10日の当直明けの午後に受け取りにいってきた。9月11日に注文したからちょうど3ヶ月待ったことになる。まだ金融危機が顕在化する以前のことだったのでずいぶん遠い昔のような気もする。

前照灯と後尾灯をつけてもらった。荷台や泥よけはつけなかったがスタンドはつけた。ほどよく硬派なクロスバイクに仕立て上がった。いや硬派という形容がクロスバイクに当てはまるのかどうかは分りませんがね。硬派な自転車乗りを目指すならロードバイクかマウンテンバイクを買うものかもしれません。むろんマウンテンならスリックタイヤに履き替えるのは堕落というものでしょう。

乗って走り出してみたら異様にスピードが上がるので、怖くなって店に戻ってヘルメットを買った。数分前に意気揚々と出て行った客が血相を変えて戻ってきたので店員さんも緊張していたが、事情を聞いて苦笑いしていた。

買いたての自転車でうれしくて一乗寺界隈を走り回るうち日が暮れた。残念だが帰らねばと思った。そして、ふと、俺は日が暮れてもう遊べない残念だと思ったのは生まれて初めてではなかろうかと気がついた。齢40になっていまさらガキ大将みたいなことを言ってますが、家の中で本を読んでばかりいたし。なるほど世間の皆様はこういう少年時代を送って大人になられたのか。自分のミッシング・ピースをひとつ発見したような思いがした。
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by yamakaw | 2008-12-16 17:44 | 日記

自転車がこない

土曜日午前中の外来をてんてこ舞いでこなし、ようやく終えてNICUに上がりぎわ、空を見上げるとよく晴れている。こんな陽気の日に自転車で遠乗りしたら気持ちいいだろうと思う。なんも考えんとひたすらペダルを踏むのはどうだろう。やれやれ自転車が早く来ないかなと思う。9月に発注してもう11月だ。10月下旬って言ってたのが11月中旬に伸びたんだよな。でも15日だし、もう中旬だよな。

午後は重症の子があってNICUにえんえん居残り。胸腔穿刺って何回やっても会得した気分になれない。自転車が手に入っててもけっきょくは乗れなかったな。でも自転車はやく来ないかな。待ち遠しいなと思いながら22時ようやく解放されて帰宅。

帰ってみると妻が気の毒そうに、また自転車屋に行ってみたんだけどと言う。何がどうなってるんだか、ぜんぜん入荷の見込みが立ってないんだって、と。ひょっとしたら1月になるかもしれない、って。だそうだ。やれやれ。これだけ待たされると、自転車はいつまで「来ない」のか、かえって興味深くなってきた。これだけ欲しいものはすぐ手にはいるのが当たり前のご時世に、かえって新鮮な経験かもしれない。

まったく乗る暇がないということを思い知らされて愕然とするまでの猶予期間。病院のまどから空を見上げて、瞬時の妄想サイクリングをやってるあいだが、じつはいちばん幸せな時間なのかも知れないね。
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by yamakaw | 2008-11-16 00:26 | 日記