こどものおいしゃさん日記 うしろすがたのしぐれてゆくか

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カテゴリ:日記( 383 )

来春までの半年でワクチン配ると言うけれど

今日も土曜午前の外来。あいかわらずインフルエンザの子多数。土曜午前のワクチン外来もあるので受診者はなお多い。

タミフルドライシロップの在庫がないと、院外薬局から電話が入る。タミフルカプセルを開けて調剤していただく。苦くなるので心苦しい。小学生にずいぶん使ったし在庫切れはありうる話かも。患者層が年長のほうから降りてくるような流行のしかたの、余波がこんなところに現れている。

今年は原則として全員にタミフルあるいはリレンザを処方している。例年なら軽症の子には抗ウイルス剤なしで自然治癒を狙っていただくのだが、今年流行のブタインフルエンザに関しては、けっきょくのところどれくらいやばいのかという全貌を把握しきれていない。個人的にもそうだし(だからといって重症例を経験したいとは決して言わないが)、シーズンが終わってみないと統計的なところも明らかにはならないだろう。例年のように、抗ウイルス剤のメリットは有熱期間が1日短くなるだけですと割り切っていいのかどうか。とりあえず今シーズンの経験を元に、来シーズンからどうするかを考えることにする。

ワクチンはとうてい間に合いそうにない。私自身もワクチンをうたないうちにかかってしまった。受け持ちの子にも障害の重い一握りの子にしか供給できないようなので、なんか自分が先に済ますのも悪いような気がしている。

申し訳ないがお子さんにはワクチンが回りませんと言われても、みなさん聞き入れてくださるので、私はよい患者さんのご縁に恵まれているのだなと思う。近所の開業医さんで接種していただけることになりましたといって、有線接種者証をとりにこられる方もある。その先生には足を向けて寝られないなと思う。ありがたいことが多い。
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by yamakaw | 2009-11-21 21:44 | 日記

すこし落ち着いたか

この数日ほど小児科外来の受診者数が減ってきて、インフルエンザ流行の勢いが収まってきたのかと、多少期待してみたりする。希望的観測。あるいは皮算用とも言うかも知れない。このまま落ち着いて欲しいと思う。でも先だっての外来担当日には、あんまりインフルエンザの患者さんがいませんでしたねと言ったら、隣のブースで診療していた女医さんに、私はたくさん診ましたよと言われてしまった。たまたま偏っただけだったのかも。

心配な要素として、インフルエンザの患者さんがどんどん低年齢化している。当地では、いまや流行の主体は幼稚園児、そろそろ保育園の1歳児クラスの子もちらほらと見えはじめた。人数が少なくなっても、正念場はここからかもしれない。インフルエンザの流行終了なんて、それこそ、あとからほのぼの思うものだ。流行期の真ん中は、道に迷っているばかり、だ。誰の歌だっけか。

明日も外来。
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by yamakaw | 2009-11-20 22:46 | 日記

新世紀エヴァンゲリオン感想

娘がTSUTAYAからDVDを借りてきたので、お相伴して観た。

・造作なくtotal liquid ventilationを行っているようで凄いなと思った。あのコックピットを小型化して保育器に使えたら未熟児の慢性肺疾患なんて悩まなくてもすむのにな。

・でも学生服と土足が浸かった液体をそのまま肺に送り込んだら肺炎は必発だと思うけどな。それ以前に口腔内の嫌気性菌が入り込んだ時点ですでに戦闘どころではないように思うが。よほど優れた微生物対策が行われているのだろうな。いずれにせよ見習いたいものだ。

・考え得る限り最悪の組織運営。トップは何を考えているのか分からない。部下は危急の際にも命令にいちいち口答えして行動が遅い。

・シンジ君がひまに聴く音楽がカセットテープなのがなつかしかった。娘は見たことないかもしれない。ちなみにLPレコードはほんとうに知らないようすである。

・車のデザインがびみょうに20世紀的に直線だけで構成されている。

・字幕の明朝体おおきめフォントがなかなかよろしい。
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by yamakaw | 2009-11-17 23:53 | 日記

おみやげにレゴブロック

長崎から義弟が泊まりがけで遊びに来ていた。息子とふたりで四条河原町を見物にいって、人混みに圧倒されて帰ってきた。

息子は小遣いでレゴブロックのキットを一つ買っていた。さらにもう一つ、妻の実家に持っていけと、義弟に持たせようとしたとのこと。いやたぶんレゴブロックは誰も喜ばない、と言われて断念した由。

なんか義理堅いというか心優しいというか、いい子だなと思った。そういえば私も妻も、義弟が来たときに土産を持たそうなんて発想自体がいままで無かった。どこから学んできたものか。修学旅行でだろうか。
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by yamakaw | 2009-11-16 17:54 | 日記

よいNICUとは

よいNICUってどういうNICUだろうと、ときどき考える。赤ちゃんやご家族にとってという視点もあるが、労働集約的な職場であるから、働く者にとってよいNICUとはどういうNICUかという視点も、考えざるをえない。ときにはね。

人はどういうNICUなら働いてみたいと思うんだろう。症例の多いNICUか。特殊な技術が身につくNICUか。最短で専門医が取れるNICUか。

でもそういう施設で働きたがる人が欲しいか? いや欲しくないタイプなどありはしないのだが。どういう人でも最適なポジションがある。ラグビーという種目はそうらしいが、NICUもそうだ。

まあそれはそれとして、どういう施設で働きたいと指向する人を、俺らは新生児科医として欲しがってるんだろうか、という方向で、これからの施設の行く方向性を考えてみるのも悪くないかも。
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by yamakaw | 2009-11-11 23:40 | 日記

息子とユニクロで買物

息子を連れてユニクロへ行き、冬物を補充してきた。自分の買物だけにしようかとも思ったのだが、私がユニクロに行くと言ったら、自分のジーンズを出してきて「穴があいたんだ」と言い、そのまま台所のごみ箱に捨ててしまった。そこで二人で出かけることになった。

ジーンズは膝頭にとてつもない大きな穴があいていた。ほころびることでかえって価値が上がるような高級品でもないので、捨てるのは正解なのだが、それにしてもあんな穴がどうしてあくんだろう。育成学級でカポエラでもやってるんだろうか。

おまえズボンのサイズはどれくらいだよと聞いたら、160と言う。身長で選ぶのは子供服だ。年齢的にも体格的にも、そろそろウエストで選んで長さを調整するやりかたを教えなければならないと思った。そこでメジャーをもってこさせて、胴囲を測ってから家を出た。

彼の買物は迷いがない。じつにきっぱりした買物のしかたをする。サイズの見方を教えたら、数秒とたたないうちにコールテンのズボンを一本取り出して買物カゴに入れた。比較とか熟慮とかはいりこむ余地もない。それでいいのかと聞いたら、良いと答える。ジーンズもこっちにあるよと言ったら、そこからも一本取り出してカゴに加えた。やはりサイズの数字しか見る暇がないような迅速さだった。

試着室へ連れて行き、はいてみさせる。胴囲は合っていたので、店員さんを呼んできて裾を上げて貰う。足下でごそごそされるのを嫌うかと思ったが、意外に素直に鏡のほうを向いて立っていた。とはいえ独り言が消えるわけでもなく、奇妙さはむろん一目瞭然ではあったのだが、店員さんも気づいた様子であったのに全く自然に対応してくれたのがありがたかった。

ソフトタッチのTシャツが並んだ棚の前に連れて行って、いらんかと聞いたら、やはり迷いなくモスグリーンのMをとった。さいきん赤い服に凝っていて、赤のTシャツにオレンジのズボンなどという格好で登校したりするので、赤もあるけどその色でいいのかと念を押したら、「深緑」と答えるので、いちおう考えて選んだんだろう。

靴下もやはりモスグリーンを買った。まず2足とったので、6足まとめ売りだと言ったら、あと4足、すべてモスグリーンを選んだ。他の色もあるのに。

そうやって買った服を、さっそく今日は学校へ着ていった。ちなみに息子の学校は公立中学校なのに私服通学である。これまでの赤い格好に比べるとずいぶん大人びて見える。それに、デザインにはほとんど考慮なく直観的に買った割には、モスグリーンのシャツとコールテンのズボンの色がよく合っている。意外によいセンスをしているのかもしれない。それともユニクロの服はどう組み合わせてもそれなりに合うようにできているというだけかもしれない。よくわからない。
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by yamakaw | 2009-11-02 23:44 | 日記

夜が長くなった

夜が長くなったなあと思う。午前6時にもまだ暗いし、午後6時には日が暮れている。

夏に何回か5時起きして朝練習をやったことがあるのだが、午前5時台の北山通りで自転車に乗ってみると、夕方のごちゃごちゃした車道で乗る気がしない。薄暗いしガソリン車は多いし。

でも運動不足はあっというまに身体をむしばむ。自転車に乗り始めて後の、身体の各所をグリスアップしたような、全身が適度に割れた感覚がなくなってきて、どよーんと錆びついて動きの悪い、自転車以前の身体感覚に戻りつつある。よろしくない。

何より宜しくないのは、それとともに機嫌が悪くなることである。もとよりそんなに明朗なほうではないのだが、更に輪をかけて鬱々とした気分になってくる。

ローラー台でも買って乗ろうかという気もする。このあいだ、くりらじのサイクルメカニクルでローラー台の特集をしていた。固定ローラーなんて欲しいねと思った。でもすぐに飽きるんだろうなとも思う。それにうちは狭いので屋内で回す場所がない。庭もガレージも狭いし傾斜しているし。
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by yamakaw | 2009-10-31 00:21 | 日記

闘病記その2

みなさまにはご心配いただいてありがとうございます。

早退して帰ってきた当日は重度の倦怠感と頭痛で一日伏せっていた。二日目は倦怠感がかなり抜けたが頭痛がつづいて不愉快きわまりなかった。三日目、昨日辺りからかなり自覚症状が消えて、いつもの身体の感じにもどった。発熱もなし。病院の決まり事で5日間休むことになっているらしいから、明日までは自宅にこもることになる。

身体がだるいのが日常的な疲労なのか病的な状況なのかを判断するためにも、ふだんの自分の身体がどういう動き方をしてどういう感じがするものなのか、ときどきは意識して記憶にとどめておくべきなんだろうと思う。とすれば、ふだんからゆとりなくぎりぎりまで従業員の心身を酷使しているような企業だと、従業員もインフルエンザにかかったと気づくのが不可能になるんじゃないか、そして一気に蔓延するんじゃないかと思った。ということで、企業のインフルエンザ対策としては、消毒液の買い込みみたいな些末な各論にとどまるんじゃなくて、もっと根源的に従業員が軒昂に働けるような環境作りなんじゃないかなと思った。そういう根源的な意味で、職場にインフルエンザが流行るのって企業にとっては恥ずべきことだろうと思った。

ちなみにいま私は優秀な若い医師に恵まれて、けっこう楽なポジションにいるから、インフルエンザだと気づけて良かったんだけれども。

昨日は一日かけて村上春樹の「1Q84」を読んだ。色々と気持ちに引っかかりを残す作品だった。またインフルエンザで休むことになったら再読するかもしれない。
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by yamakaw | 2009-10-25 18:26 | 日記

インフルエンザ闘病記

昨日来インフルエンザで寝込んでいた。症状は倦怠感と頭痛。とくに倦怠感がきわめて強く、ただごとでない感じが強くしたので、迅速検査を自分でやってみたらA型が陽性に出た。上司にタミフルを処方してもらって帰ってきた。このタミフル代は俺の健康保険から出すのかな、とかちょっと思った。労災じゃないのかな。それも込みでの給料なのかな。まあ出せないほどの金額でもなし。重症化して人工呼吸器使ったりするようになったあたりから、ちょっと交渉の余地あるかな。

幸いに昨日午前中は外来当番でもなく、NICUの回診は若手がさっさと済ませてくれていたし、出勤はしたけれど患者さんにはほとんど触らなくて済んだ。というか全然触ってないんじゃないか?体調が悪いにしてもちょっとさぼりすぎなんじゃないかね。このところ。

早退して昼ごろ自宅に帰り着き、延々寝込んでいた。昨日はとても立ち上がれる気がしなかった。妻に頼んで自転車用のCCDドリンクをPOLARのボトルに作ってもらって、布団わきに置いて寝ていた。CCDドリンクはこういうときに使うことはメーカー(グリコ)では想定してないんだろうけど。でも甘ったるくなくて飲みやすかった。これでロードバイクだと一口で何メートルくらい走るんだろう。

今日はかなり倦怠感が抜けた。どんよりと頭痛は続いている。でも立ち上がることに抵抗感がなくなった。止せばいいのにノートパソコンをあけてしまって、メールで仕事が追いかけてきてたのでげんなりした。やれやれ、容赦のないことだ。
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by yamakaw | 2009-10-23 23:44 | 日記

Evansがアルカンシェルを着る

世界選手権のエリートロードでオーストラリアのCadel Evansが優勝した。

来年もEvansの成績がが今年のままだった場合、それは「アルカンシェルの呪い」ということになるのだろうか。
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by yamakaw | 2009-09-29 18:38 | 日記